平井園だより

News

メリークリスマス

2020.12.29
 疫病退散の願いを込めてプンゲンスホプシーを出荷いたしました。
掘りづらい場所に植わっていて、掘り取り作業てこずりました。 感染予防に気を付けて年末年始はお過ごしください。

坪庭

2020.11.11
 お客様からの依頼で中庭に景色が欲しいとのことで、坪庭制作やってきました。 家の玄関を通り室内を通過して石材など搬入します。
これが結構大変でね。
汚さぬように養生したり、石も重いしね。
また、狭いスペースでの作業はなかなかの苦戦。
最後に防草シートに砂利を敷いて完成! 今回、初の試みで雨樋からの筧を制作しました。 最後に水鉢に網の蓋をかぶせて金魚を飼えるようにしました。
飛びだして逃げないようにね。

秋の手入れ

2020.09.26
(妙音沢にて)


すっかり秋

あったかい紅茶とか おいしい季節になりました。


お庭の手入れの依頼も多くなってきてます。
最近はバッテリー式のトリマーを使っています。騒音が小さくなり近隣へのご迷惑も最小限になるように努めています。
チャドクガ

今年の夏が暑かったせいか例年より害虫発生が多くて苦戦しております。
これにやられると痒くて仕事になりません。

お庭に手入れの際は、まえもって消毒など毛虫の駆除を行ってから作業させていただきます。
女心と秋の空

秋の長雨などで日程の調整に手こずり予定が順延することもございます。
ご予約はお早めにご連絡ください。

タイムカプセル

2020.08.01
 新築のころ植えて約20年ほど経過したそうですが・・。
近年、カミキリムシなどの被害でだいぶ傷んでいた白樺の木。

まだ枯れてはいないけど、台風などで倒れても危険なので、やむなく伐採、新植という運びとなりました。

新植は常緑ヤマボウシ。 近頃、温暖化でカミキリムシなどの害虫も増えましたが比較的、害虫に強い樹種です。常緑で目隠しにも有効なので...


それは白樺の抜根作業のとき、偶然、発掘したんです。
   タイムカプセル

あぶなく捨ててしまうところだった・・(汗)

娘さんが幼なじみの仲良しと13年前に埋めたようです。

すかさずお母さまが、今は勤めている娘に
LINEしましたが、娘さんも「なんのこっちゃ?」と覚えていませんでした。


時空を超えて発掘した可愛い宝物。
懐かしい友達との再会とか思い出話しに花が咲きそうですね。

フェンスにはシャインマスカットを絡めてみました。
せっかくの夏だもの。

今年はどこにもいけなそうだし、10年後の未来に期待してタイムカプセルをお庭に埋めてみてはいかがでしょうか。

椎の木

2020.07.11
 弟が三鷹で農家を営んでるので、ときおり野菜をいただきます。
トウモロコシの初物をいただきました。

すっきりしない空模様がつづいて仕事の予定もままならないのですが、そんな雨模様のなか椎の木(スダシイ)の強剪定やってきました。 場所は平井園の南側の住宅をぬけ、五日市街道にいく途中の道すがらにそびえ立っていて、
昔から「この木なんの木?気になる木?」
・・・てな感じで
犬の散歩道でときおり眺めていたのさ。
なんと!幹回りは4.0mのデカさ!
 平井園の南側には、かつて盈進学園小学校がありました。
現丸山西東京市長のお爺さんである丸山鋭雄氏が1925年(大正14年)に人格教育、鍛錬教育、個性教育の理念を実践するため、自宅を教室にして初等学校を開設。

・校名「盈進」(えいしん)の名は丸山先生の真情に心を動かされた支援者の一人、徳富蘇峰(国民新聞社社長、小説家 徳富蘆花の実兄)が名付け親で、孟子の句から取ったもの。

その頃、この「椎の木」は池袋からリヤカーで運んできて植えたそうで。 樹齢120年~130年ぐらいはあると思われます。 戦時中、校舎が中島飛行機の寄宿舎に見えたのか、たくさんの爆撃を受けて
学園は移設したそうな。

作業前 作業後 大切にそして大胆に剪定いたしました。

 こんなに剪定したのは初めてとのこと・・。
すっきりさっぱり! これで巨大台風がきても安心です。

大きな樹のお手入れをさせていただいていると、昔の話とか聞けて面白いものです。

蘇峰さんは、この「椎の木」を眺めて何を語ったのでしょうか。

地元の歴史を知るって貴重ですよね。

かつてこの地にあった学園の子供たちの賑やかな声が聞こえてきそうです。

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