平井園だより

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四ッ目垣 その2

2019.04.08
 なんか同じような作業依頼がつづくこともありましてね、不思議なものです。

行政からの指導をうけ、ブロック塀を撤去したので、道路幅を確保して四ツ目垣を作ってほしいとのことでした。
現場は都心の方でしたが、住宅がひしめき合っていて、ほんとに狭い路地の住宅密集地でした。 道路幅を確保せねばならないので、いくぶんセットバックした形で竹垣を制作。
アセビ、ヤマブキ、ユキヤナギなど、いろんな植物も添えて混ぜ垣にしてみました。 曲がりくねった自然の竹を巧みに使い、水平垂直を意識して制作します。
何センチ何ミリという寸法も大事だけど
見た目の感覚や空間との関係性も大事なんです。
四ツ目垣 風通しが良くて青竹も爽やか

庭にあたらしい息吹を吹き込むようで
四ツ目垣は気持ちが良いです。

畑の片づけ

2019.03.02
 すっかり暖かくなりました。

河津桜
ひと枝ふた枝ぽつぽつ咲いてきて、今、見頃を迎えてます。
だいぶ春らしくなってきて、植木畑で仕事をしていると、ようやく寒さから解放された気分です。
畑は伐採や片づけなどしております。。。

代々受け継いできている家業を繋ぎ続けるには、広範囲の植木畑を手放さねばならないので、とても複雑な気持ちになります。
法に順守するのは仕方ないのですが、仕事場であったわけですから、とても残念なことです・・。


私が子供のころと比べると地元もだいぶ緑がなくなりましたね。

西東京市も人口が増えました。
地域に活気があるのは良いのですが、植木畑や空き地などは災害時の一時避難場所にもなったはず・・。

祖母は関東大震災の時、竹藪に逃げて生きのびたと聞いてます。

温暖化対策とかいって国もいろいろやるけど、そのまま畑や林を残しておけばヒートアイランド抑制にもなるし・・。


それはともかくとして、緑多き暮らしは、人々に安らぎを与え、その町の魅力のひとつなのでは・・。と、思うんですが。

しかたがないです。
連日、畑の片づけ仕事がつづきます。
ユンボーのバケットの穴から撮ってもらいました。
私がまだ幼かった頃、植木畑は近所の子どもたちの遊び場でした。
泥だらけになって落とし穴掘ったり、体中けむ臭くなるまで火遊びしたり、焼き芋焼いたり、なにもなくても毎日夕焼けまで遊んでいて
ゆっくりと日が暮れていったことを思い出します。

時代の変化が速すぎて、先のこと先のことばかり考えますが。。。


たまにはこんなことも思いだしてほしいです。

土の香り
朝靄の樹森の中を散歩していたことを。

ただ...。いまは、立ちすくむしかないのが現実

いろいろ手続きがあったり、やること山積みなので、せめて体調を崩さぬように
体のコンディションだけは整えてこの節、乗り切りたいです。

四ッ目垣

2019.02.20
四ッ目垣をつくり替えました。

若い頃、必死になって練習して資格とか取ったものの、今の住宅事情ではなかなか作る機会もないのが寂しいですな。。。

男結び、目を閉じていても結わけるようになったのは、この四ッ目垣を何度も何度もつくったお蔭なんで・・。
古典的な植木屋の技術は大事にしたいです。 曲がりくねった竹のよいところを使って水平垂直を意識して制作します。
まずは胴縁。続いて立子。
棕櫚縄でしっかりと男結びをして完成。

青竹も清々しく、お客様には喜んでいただきました。

寒風に吹かれて、すっかり冷えてしまったので今夜はお風呂でゆっくり温まろうと思っています。

庭園木出荷

2019.02.03
 日本の庭園木を世界へ!

今年は海外へ輸出するため、たくさん庭園木を掘っています。
なにかと忙しくて妻にも手伝ってもらって根巻きしました。

庭園木は二つとして同じ木がなく、枝ぶりも違うので、枝を折らないように丁寧な作業が必要なんです。 トラックで運べるように小さく枝を枝折る作業がなにより大変・・・。


大航海時代にもなしえなかった大径木の物流も今は頻繁におこなわれるようになってきました。

夢とロマンを抱き、中国、台湾、シンガポール、そして世界中の華僑の都市で植えらているようです。

いつかゆっくり見に行きたいです。
あっ!ウチにあった木だ! みたいな・・・。

懐かしい友だちみたいで
再びめぐり逢えたら嬉しいことでしょう。 きっと会えるだろう いつかどこかの町で

暮れの手入れ

2018.12.02

庭木の手入れに伺ったお宅の裏は枯葉舞い散る玉川上水沿いの公園。


お昼に公園のベンチで、おにぎりをたべました。

木漏れ日も心地よく、一息つきます。

玉川上水緑道は深い緑につつまれて、休日にはジョギングの人がパラパラ通ります。
かわいいワンちゃんの散歩にもきます。

私は吉祥寺から三鷹牟礼辺りの感じが好きです。
武蔵野の面影を感じます。
都会暮らし、土の上を歩く機会は少なくなりました。

犬をつれて散歩したりすると、季節の移ろいを感じて、なにかほっとします。
暖かい日には、カサカサ落ち葉を踏みながら散歩に出てはいかがでしょうか。。。
上水沿いの落ち葉は焼き菓子のような・・。いい香りでした。

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