平井さんぽ

Blog

茶庭

2017.10.13
金木犀が香り、柿も色づき、空を眺めると雲の高さに気がつきます。。。秋ですね。

お茶室廻りの垣根を造る作業依頼。 お客様の長年の夢、お手伝いさせていただいております。 IMG_2041 鬼柊(オニヒイラギ)の生垣。
裏表から竹で挟み込んで間柱、立子を入れ、裏表から棕櫚縄で結束するので、見た目にもしっかりとした生垣になります。 IMG_2043 依頼主の会長も御満悦でなにより。。。 IMG_2178 翌日、カナメモチの門被りの木を玄関に植樹。 IMG_2208 続いて黒竹の御簾垣の制作です。 本物の黒竹で溝にピッタリ納まらないので少しづつ削り、一本一本加工するので手間が掛かります。 IMG_2214 裏表から結束して、天端は飾り結びとしました。 金閣寺風垣根を創作したり             棗型蹲は腰が高いのでお年寄りには親切な蹲ですね。               路地の道すがら、灯り取りに春日灯篭を組みました。 震災以降ひさびさ組みました。           IMG_2434 材料がちょこっと足りないので、調達せざる得ない状況になり作業が少し残りました。
竹や丸太は凸凹して曲がっていたりいるので、ちょうど良いところの水平垂直を模索しながら作業します。いい加減ではなく、良い加減を探すのです。 なかなか材料ピッタリとはいきませんな・・・。
後日、自然石の飛石も据えました。重たかった・・・。 IMG_1942 こちらはお客様の坪庭に創作した竹垣です。柱はヒメシャラの原木を使いました。 IMG_1943 何年かおきに新しくするので庭に清々しさを与えますね。 自然から与えられた材料で創作する竹垣 大事に触れ合っていると 創造無限大で面白いものです。