いよいよ梅雨が開けました。
炎天下の仕事はまだ体が慣れてないので脳みそがとろけそうです。
この季節は一雨降って晴れ間が出るたりすると空中湿度はとても高くなります。
赤色生垣の代表選手「ベニカナメ」
「レッドロビン」
赤色の新芽が美しいベニカナメですが近頃病気が多く見られます。
ベニカナメの「ごま色斑点病」
ほとんどの生垣が・・・と言っていいぐらいやられてます。
葉が振るい始め、生垣がガラガラ、スカスカに なります。
「ごま色斑点病」と言われ細菌やカビによる仕業です。
これに対処するには定期的に数種類の殺菌剤を散布するしか手はないと思います。
そしてもう一つ、木自体を元気にすれば少々菌にやられても葉を吹き返しますので、肥培管理などをして木や根を元気にすることも重要。
昔はなかった病気も温暖化や気候の変動、住宅事情、剪定ゴミの処分方法、さまざまな要因で変わっていきます。
ちまた奥様達は「オーガニック」「無農薬」など好まれますが、私は植木の美しさを保つ為にはケミカルなものも必要性があると思うのです。
散布の際は周囲に御迷惑がかからないように十分な配慮が必要です。