平井さんぽ

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燗酒

2019.07.09
 感覚って千差万別なもので・・・。

以前から好んで呑んでいた「杉錦 天保十三年」がフランスで5月末に開催された日本酒コンテストで同部門の300点の出品酒のなかからトップ5に選ばれたと最近知りました。
このコンテストの最大の特徴は審査員がすべてフランス人のソムリエ、レストランのオーナーなどワインのプロフェッショナルで構成されているってこと。。。

突然の出来事に自分が賞を取ったわけではないのですが喜んでおります。
俺の舌は間違ってなかった・・。などと。

正直いうと賞ってあまり信じてなくって
ただ好んで呑んでただけなんだけどね。


このお酒、山廃仕込みの純米酒。
吟醸みたいに華やかな感じはないのですが、それなりに酸味があって、糖分は少なめな感じですっきりしていて

雑味といえば雑味なのかなぁ・・。
それも含めて風味が複雑に絡み合って 純朴な味わいが醸しでていて・・。

私が思うに、値段も手ごろで庶民のお酒。

なんか偉そうなこと語ってるけど、実はよくわかってないんですけど‥。(笑)

  まずは体で感じてほしい・・・。

だいたい「燗酒なんて呑まねぇからよくわかんね」とのお言葉が返ってくるのですが・・。
感覚って千差万別なものでして。


仕事帰りに武蔵関にある酒屋、「大塚屋」さんで「杉錦 天保十三年」調達して帰りました。
夏に向かっていくにしたがって冷たいものをたくさん摂るので、胃腸が冷えて、体の調子が悪くなる時があります。
ワタシだって冷たいビールをのみますもん。

でもね
植木屋の仕事は屋外なので大汗をかくし・・。そのあと車で移動したりするとお腹が冷えて、かったるくなるんです。

バカボンのパパは植木職人ですが、いつも腹巻をしてますよね。


そう。
お腹は冷やしてはいけないのです。
エアコンは快適で気持ちがよいのですが、現代人は意外と体の冷えに気づいていないかもしれません。


そんな晩は燗酒で晩酌すると胃腸の緊張がほぐれて、翌朝が楽なんです
お風呂にゆっくり浸かった感じみたいな・・・。

お腹がポカポカしてます。


今年の梅雨は雨がちゃんときて、涼しい日が続いてます。

あいかわらず忙しい日々ですが
自然相手の仕事
季節には敏感でいたいです。

どうぞ体を冷やさぬよう、ご自愛くださいませ。