平井さんぽ

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岩手の旅

2018.01.10
正月、岩手へ行ってきました。 花巻から遠野への旅 友人が宮城まで里帰りするので便乗して、そこからはローカル線 始発の阿武隈急行に乗ります。ドアは押しボタン式。 Blizzard Oh Blizzard 包め~世界を♪
・・みたいな・・・。
花巻はブリザードでした。

寒い季節は寒いところへ行きましょう~。

吹雪のなか世界遺産 平泉へ向かいます。 中尊寺金色堂
金ピカ、ド派手で圧巻・・・。
奥州藤原氏の勢力があったことを窺わせます。 梵鐘
この小さな造りが可愛いくて良いですね。 中尊寺は火災も多かったそうです。。
銘文には、そのへん歴史のことが記されてます。
その後、毛越寺へ 開山堂
ログハウスのような壁構造が独特なお堂。 池泉回遊式庭園の石組は平安時代のものだそうですが・・・。雪がかぶってよく見えません。

冷えたので台温泉へ入ってきました。 ひなびた旅館の階段を下りていくと硫黄の香りがする温泉があり骨まで温まりました。
「あんたらどこからきたん・・」なんて地元の方に話しかけられたり・・・。
雪かきで冷えるので一日3回温泉に入るそうです。 その後、新渡戸稲造記念館へ
「武士道の精神」は日本人としての道徳感、アイデンティティ。
 私も見習いたいです。 なかなかすべて実践できるものではありませんが。。

近頃、母親に武士道の精神を感じます。

意識しなくても日本人には自然に育まれるのかもしれませんね。


宿泊先は遠野 どぶろくの宿
遠野名物のジンギスカンと自家製どぶろくをいただきます。 遠野は全国にさきがけ「どぶろく特区第一号」で百数年ぶりに製造が解禁となった地域です。「どぶろく」は平安時代以前から日本人は飲んでいたそうで、私自信これまでお酒の趣向に「どぶろく」ってなかったんですけど・・。飲んでみると若干シュワ~としてプクプクして・・。
やはり酵母が生きているんでしょうね。 クセになりそうなマイルドな味わい。 ファンになりそう。
ジンギスカンは遠野の名物料理で週に一回はジンギスカンを食べるという地元の方もいらっしゃいました。
翌日は「曲り家」見学
寄棟造りの伝統的な農家建築、母屋と馬屋がL型で一体となっている。 中は煙で燻されていた。 裏山には炭焼き小屋 炭を作っていました。 天気にも恵まれて冬の田舎を満喫。気温は氷点下ですが雪のお蔭で湿度があるせいか、あまり寒く感じなかったなぁ。東京に帰ってきて、駅のホームの空っ風の方がよっぽど冷たい。。。
人も親切で暖かくて遠野って魅力あるところですね。 東京の雑踏からしばし離れて頭が休まりました。
またいつか遠野のどぶろく呑みに行きたいです。