多賀弘明氏の経営する工場廻りの植栽に下町の方へ行ってきました。
多賀さんは日本のモータースポーツの黎明期に活躍されたドライバーの一人。1963年の日本グランプリでは優勝を飾っています。
良い仕事をしなきゃ!と張り切って行ってきました思わぬ苦戦。。。現場周辺で植栽に使える土を探したのですが昔は工場地帯でしたのであまり良い土が現地調達できなかったのです。
しかたがないので多摩地区から良質の畑土を運搬して人工地盤の客土をすることにしました。
現在は住宅や商業施設も多いですが同じ東京でも開発の歴史が多摩地区とは全然違うのですね。
あまり手の掛からない様にとの要望もあり、サツキの植え込み、アベリア、オタフクナンテンの単一植栽を工場廻り数か所に施工しました。
作業終了後は愛車アルトワークスの前で記念撮影~♪日本グランプリ当時の自動車レースのお話、ヨーロッパで活躍した頃の話や趣味のジャズ鑑賞・・・貴重なお話聞けて楽しかった。 御年83歳になるそうですが今だにポルシェでサーキットを駆け抜けるとのこと。。。
豊かな人生を歩まれた方だな~と・・・多賀先生に敬意! 心から感じた帰路でした。
美しい花は梅雨のうっとうしい気分を晴らしてくれくれます。
学名のハイドランゲア Hydrangea はギリシア語の 「水の器」 という意味。
クレナイ
いろいろあってオランダに帰り永遠の別れとなってしまいました。
伊豆半島の神社などの鎮守の森は暖温帯の照葉樹林や常緑広葉樹林の植物群落を見ることができます。 里山は昔から生活にから根ざした薪炭林として活用され伐採されてきたので人の手が入っていない地域の自然植生の原生林が見れる森はなかなかないそうです。
東京農農業大学教授、鈴木伸一先生を講師にお迎えして細かい植物群落や自然植生のお話を聞きました。自然植生を調査することで、その土地の環境条件に適した安定した植物を知ることができ、森林の生態系を理解して地域の景観を構築することが大事であるとのお話。
外来種などの帰化植物が増えたことは人間による自然の撹乱であるとのこと・・
しかし我々植木屋はお客様の要望に応じたさまざまな植木や下草を植えたり自然植生と真逆のこともあります・・・なかなか難しい結論の出ない話です。
イノデという名のシダ類
普段、造園材料で扱わない植物もたくさん見ることができました。
モクレイシ
マルバウツギ
島崎藤村邸
山から下りて大磯駅へ帰り道、島崎藤村邸へたどり着いたので寄り道してきました。
古びた佇まいで文豪の隠れ家という雰囲気。
庭は島崎藤村の好んだ植物や石で造ったのでしょうか。。。
伊豆半島は温暖なので晩年はこんなところでゆっくりしたいですね。
目隠しの遮蔽と通気性を兼ねて、建仁寺垣と四ッ目垣を組み合わせました。
完成したものがこちら↑
竹垣があるだけで庭が和の雰囲気。ピシッと並んだ青い竹垣は気持ちまで清々しくなりますね。
しばらくすると色あせて変化しますがそれもそれで風情があるな~なんて思うようになりました。歳のせいでしょうか。
本堂にお参りして護摩に願いごとを書いて焚いて。。。なかなか体験できないことですが、高貴な御坊さんに普段は入れない書院も案内していただきました。
仏教は「平和宗教」であるという話を聞いたり...
樹齢500年の杉の一枚板を使った書院天井
大日如来の像
曼荼羅
「天上天下唯我独尊」と唱えたというお釈迦様の生誕のストーリーやお釈迦様が釈迦族の王子であったこと、「四門出遊」の話など分かりやすく聞かせていただきました。
難行苦行の画
本堂そばには火災の影響で傷み、治療して元気になったモミジがありました。御坊さんを紹介していただいた飯田林業さんが治療したそうです。
説法のあとは精進料理で一杯。。。お酒もほどほどに...。