平井園だより

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大正土管とヤシ

2026.04.04
 春の香りが漂ってきました。

マンションにヤシ🌴を植えたいというご依頼がありまして
「大正時代の土管」に植えたのです。
腰高も上がり通行にも支障なく仕上がりました。

この土管、元々は軟弱地盤の井戸枠に使われていたものだそうで、現在はこのような大きなものは購入できません。
まさに骨董品的価値がある一品です。
マンションの外壁の色と相まって、巧く収まりましたねぇ。


廃品利用は造園工事の原点なのかも知れません。

貴重な品に第二のお役目を与えることができました。

高野槙植栽

2025.10.05
すっかりすずしくなりました。 近所の老人ホームに高野槙を納品いたしました。 今年の夏の暑さがハンパじゃないので枯れてしまうのではないかと心配はしていましたが、定期的な潅水管理で無事生き延びました。 平井園に40年以上植わっていたかな…?かなりの大物でした。

「高野槙」
秋篠宮悠仁悠仁親王の御印の木とされ珍重されていまして、もともとは高野山などの多く自生しており、弘法大師空海が供花として選んだともいわれています。 天高く大きく育つその姿のように宮様も育ってほしいとの願いで、この木が選定されたことでしょう。 平井園圃場にも何本か在庫がございます。


昨年、別の神社にも高野槙を納品しました。 ひぇ~こちらは残念ながら枯れてしまいました…。

水遣りが足らなかったのでしょう…。
真夏は日中の温度が高いので、夜間にたっぷり遣ってほしかった…。

高野槙は移植後の発根力が弱いので、植栽して2~3年は夏の養生! とくに気にかけて水かけて…。
また根の張りも遅いので、強風で倒れないようにしっかりとした支柱が必要です。

まぁこうなってしまったら後の祭り…。

高野槙の移植はなにげに難しい

植木屋さん的には頭悩ませます。

平板敷き

2025.05.06
言わずと知れた超高齢化社会

バリアフリーの園路を作ってほしい…という依頼もあります。

古い住宅なので、水道、ガスの埋設管があるります。コンクリ土間は打てないので、平板敷きにすることにした。

360×600×70なので、結構重いが歩いていて安心感がある。

130枚 糸を張って水平見ながら据え付けます。

危険木伐採作業

2024.10.12
お庭や町なかに植えている植木って、だいたい戦後に植えたものが多いもので…

大きな木は木陰も作ってくれるし涼しくて良いのですが、近頃の巨大台風、温暖化による病虫害の変異などによって、倒木、枯れ枝の落下など被害も多く報告されています。
↑写真は嵐の後、裂けたままでぶら下がっていた白樫です。
今にも落ちてきそう…
建物を倒壊する恐れもあるので、こちらから危険をお伝えして、緊急撤去作業を行いました。
作業的には立木を伐採するより、かかり木の撤去は危険ですね。
↑写真は住宅地の狭小地での伐採 機械が入りづらかったのですが、なんとか2tクレーンを入れて安全に伐採することができました。 ↑こちらは大きな樫の木の強剪定
スッキリしました。 パッカー車は半日で満タンになるし、丸太は遠方まで処分の為、運搬します。

あたりまえの話ですが背の高い木は低くしてしまえば安全です。

自然災害の多い日本、どうぞご安全にお過ごしください。

鉄平石の思い出

2024.09.16
 ようやくトンボも舞って、いくらか涼しくなりました。

秋の虫の音にいつの間にか包まれて…
この静寂な宵

思慮にふけるには、良い時間です。

若いころ、いろいろやってみたくて鉄平石の玄関アプローチを制作したんです。

あれから代も変わったのですが、20年ぶりにお呼ばれして伺いました。
石張りは今だに健在
3.11も経過しましたがヒビ割れ一つ入らず、しっかり役目を果たしていました。
当時描いた未熟なスケッチパースも…こんなん書いてました…
あの頃こと、思いだしたりして…

いつのまにか年を重ねまして…
お庭しごと。長年やっていると嬉しいこともあるものですね。

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