ヘルシンキからフェリーでバルト海を渡ったところにタリン(エストニア)はありました。
絵本の中に迷い込んでしまった…。
タリンは可愛いすぎる町でした。
どこ見ても絵になる街並み
坂がいいんだよねぇ~
宿は中世の迷宮のようなホテルをチョイス。
館のなかで迷う迷う…
最上部の屋根裏部屋だったので、トランクを上げるのに大変でしたね。
気分は”魔女の宅急便” キキの様。
このまま箒に乗ってどこかへ飛んでいけそうだ。
雨に濡れた石畳も綺麗で…。
ディナーを探しに広場に繰り出す。
ジャガイモ料理が多いようだ。
かつて、ロシア帝国に占領されていたり、ドイツに支配されていたり、はたまたソ連にも侵攻されていた歴史もあって、厳しい時代を乗り越えてきたのですね。
翌日はバスにしばらく乗って、バルト海のビーチに行くことにした。
城壁のなかの旧市街地を出ると、いがいと普通の近代国家であった。↑は大きなホームセンター
スカイプ発祥の地、実はエストニアは電子国家としても有名なんです。
バルト海は、透明度が高く遠浅の海のようだ。舐めてみたが磯の香りもなく、それほど塩っぱくないのが不思議ですな。
タリンへ戻って、ディナーに繰り出す。
路地裏のオープンテラス
気候が良いのでとっても、心地よい。
心地よいが、値段もよいので、前菜を2皿いただいてワインを飲んで撤収~!
21:00頃、娘がサンセットが見たいというもんだから散歩に繰り出す。
いっこうに沈まぬ太陽
このへんの方々は白夜のなか、ゆーっくりと泡のないビールをツマ三なしで楽しむんですよね。
タリンを散歩していると、どこからか合唱が聞こえてきました。
合唱の文化があるそうで、ソ連からの独立を意思表示するのに、バルト三国の首都を結んで人々が手を繋いで合唱したそうです。
その距離は600㎞に及んだそうで…
当時、そのニュースは世界中に伝えられたそうです。
なんとも素敵な史実があります。
早く紛争が収まって、人々が手を繋いで歌を歌えるようになりますように。
追記
羽田の自動ドアが開いた瞬間…。天然サウナを食らい現実に戻されました。
「アジアだよなぁ…これが良いのよ…これが」と自分に言い聞かせて…
吉祥寺行のバスは、とても冷えてて
降りる頃にはクシャミが止まらなくなりました。
北欧の旅(完)