あまりにも遅すぎた。

とみ先生は現在77才、最後の作品のつもりで書いたという『神風連の乱』を、ご献本いただいた。
1876年(明治9年)に制定された廃刀令に反対した士族の反乱の史実を漫画化した作品である。

明治初期の時代背景もよく解りました。

先日、たまたま熊本にいく用事があったので

パキーン!と再建築されたお城は、たしかに素晴らしいのだが
アミューズメントパーク化というか、たまに武芸のショーとかやっていて、フードコートとかも充実しているのだが・・。
近代建築の創意を尽くして復旧されたお城には、かつての古びた味わいはなく
どーもあの手のバキバキの観光地は 苦手である。
駅から同じくらいの距離にある
「神風連資料館」を見学してきた。

訪れる人も少なく、白川沿いにひっそりと
陰と陽
ありますね。
桜山神社🌸の境内に神風連資料館はあります。


白虎隊にせよ、新撰組にせよ、西南戦争の西郷さんも、時の政府からみたら賊軍の話ですもんね。
桜のように咲いて、パッと散っていった・・。こういう話、日本人が好きなんだよなぁ。
しかし漫画の実際の舞台を目の当りにしてみると、いろいろ考えさせられることもありますな・・。
「日本人気質」
強い側面もあるけど、ある意味、危険な思想ともいえる。
昔ヒトラーが言ってた、「ゲルマン民族が世界一優秀な民族である」・・。あれと似てるよね・・。
大東亜戦争のときは、そんな日本人気質を軍部が利用してクレイジーな戦争に突入した・・。のかもしれない
神風特攻隊のルーツともいわれる「神風連の乱」
言わんや150年前の話
「いい、悪いは別として、そんなことがあったと伝えることが歴史やね。」
とみ先生から含蓄のあるお言葉
御馳走さまでした。
