初秋ですね。
お客様からのお誘いで、「山村御流いけばな展」に日本橋に行ってきました。
「花は野にあるように」という枯淡素朴な山村御流
奈良にある円照寺のいけばな流派のスタイルだそうです。
派手なパフォーマンスはありませんが。。。
楚々として器と花と掛け軸が、ただそこにあります。
小さな一輪挿し
そっと、ささやか、つつましやか、ほんの少しの豊かさ・・・
簡素・・。小さい・・。てゆーか そういうことではなく・・・。
野で出会った草花との縁を大事にして野にあるようにシンプルに生ける。頭の中で構図を練りすぎないで、今そこに大自然から与えられた花材をその人の感覚で生ける。基本的な型はあるそうですが人それぞれ生け方は異なります・・・
縁は異なもの味なもの・・ですね。
枝が横に流れる作品が多くありました。
「秋の七草」なども多くあしらっていて、季節感のある素朴な個性ある感覚。
ごく普通の日常を生ける 今この一瞬を大事にする 日常生活を大切にすること・・・
いろいろお話聞けました。
「創造」というと、なにか特別ものすごい偉い大きななものを思いますが、とんでもなく凄いことをやることだけが創造性ではないんですね。
芸術の秋
ひさびさ日本橋や銀座をプラプラしてきました。