こんな時は映画鑑賞
しばらく映画館もコロナ閉鎖してたし、やっぱ映画館で見るといいですね。
三密を考慮して客席も間隔あいてるので、空き空きです。
素敵な作品に出合いました。
『TAGORE SONGS』
監督 佐々木 美佳

インドの大詩人ラビンドラナード・タゴール
100年以上経ってもベンガルの人々に深く愛されています。
変わりゆくインド 若者たちに安心安全なんて言葉はこれっぽっちなく、夢や希望に満ちて上昇志向のさなか、社会と大人をじっと見つめ今を楽しんでいる。 それでもいつも口ずさむ歌はダゴール。
タゴール・ソングスとロックやヒップホップなどが融合したものも面白い。時代は変わっていくがベンガルの心の根底に流れているのはタゴールのソウルである。
きっとインドの厳しい気候風土、信仰やカーストなどの複雑な生活様式、そこから生まれる言葉と音楽と情感がインドの空気に漂って、混ざり合って、カレーの様になっているから、しっくりと心の琴線に触れて、人々に愛されるのではないかと思う。
タゴールの詩は、とうとうと流れるガンジスのように、これからもインドの人々に引き継がれることでしょう。